運営:特定社会保険労務士・池辺経営労務事務所
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大動脈解離とは・・・・
突然、胸あるいは背中に刺が刺さるような激痛が起こり、進展状況は、腹から足の方に痛みが移行するのが特徴です。
意識消失もまれではなく、ショック状態におちいる方も少なくないようです。
大動脈は、外膜、中膜、内膜の3層構造になっており、何かの原因で内膜に裂け目ができ長軸方向に大動脈が、裂けることを大動脈解離といいます。
原因は不明ですが、動脈硬化や高血圧が関係しているともいわれています。
すぐに治療が必要で、手術をして人工血管に置換する場合が多いです。
大動脈解離で人工血管置換手術をした場合の障害年金は、以下になります。
大動脈瘤や大動脈解離を発症し、人工血管やステントグラフトの挿入手術を受けた場合には、労働の制限があれば3級に該当するとされています。
よって、初診日に厚生年金保険に加入していることが、1つのポイントです。
手術を受けることで、日常生活や労働に全く支障なく、発症前と変わらない生活を送ることができる方もいらっしゃいます。
全く症状がなく、日常生活や労働に支障が出ていない場合は、障害年金の認定基準には当てはまらず、障害年金を受給することはできません。
国民年金に加入しているとなれば、よほどの重症で合併症や後遺症がないかぎり、受給の可能性は、ほぼないといえます。
難治性高血圧とは・・・・
塩分制限などの生活習慣の修正を行った上で、適切な薬剤3薬以上の降圧薬を適切な用量で継続投与しても、なお、収縮期血圧が140 mmHg 以上又は拡張期血圧が90mmHg以上のものです。
元々高血圧症を患っている方で、大動脈瘤や大動脈解離を発症する場合が多いです。
よって、一度治ったとしても高血圧症を合併しているケースも障害年金の対象となります。
障害年金は、通常初めて病院を受診した日から1年6ヵ月を経過しなければ、請求することはできません。
この期間の1年6ヵ月経過した日のことを「障害認定日」と言います。
しかし、大動脈瘤や大動脈解離で人工血管やステンドグラフトを挿入した場合は、例外として手術を受けたその日が「障害認定日」となります。
「よって手術した場合は、すぐにでも障害年金を請求できる可能性があります。」
大動脈解離の手術をしたのに、主治医や病院の関係者からは、 “障害年金の認定対象ではないので、「診断書は書けません~” 」と言われるそうです。
そのような話を聞くたびに、とてもビックリしています。
医療機関や主治医の間違った判断で折角受給できるのに、本当にもったいないことだと思います。
お医者様の中には、障害年金請求用の診断書の記入方法を間違えたり、ご存じない方が大変多いのが実情です。
当事務所では、診断書作成医の間違いを防ぐ為に指定の診断書用紙の他に各個人毎に応じた記入例(サンプル)を契約後に提供させて頂いております。
大動脈解離の手術後は、従来と同じようには働けない方がほとんどです。
給料が下がったり、転職されたりと就労生活に支障をきたし、収入が少なくなったり、最悪収入が途絶えたりする方も多いと思います。
当事務所に来られたほとんどの方は、間違いのない診断書によって3級に認定され大変喜んで頂いております。
「もしも、大動脈解離の請求手続きを希望される場合、是非当事務所にお電話頂きたいと思います。」
サポートをしっかり丁寧にさせていただきます。
障害年金を受給するためには、以下の区分表で認定基準に該当するかどうかの確認が必要です。
区分 | 一 般 状 態 |
ア | 無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの |
イ | 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの 例えば、軽い家事、事務など |
ウ | 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、※軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの ※(軽労働は出来ないとは、デスクワークも出来ないの意) |
エ | 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの |
オ | 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの |
区分 | 障 害 の 状 態 |
3級 | 1. 胸部大動脈解離(Stanford 分類A型・B型)や胸部大動脈瘤により、 人工血管を挿入し、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当するもの。 2. 胸部大動脈解離や胸部大動脈瘤に、難治性の高血圧を合併したもの |
(注1)Stanford 分類A型: 上行大動脈に解離がある。Stanford 分類B型: 上行大動脈まで解離が及んでいないもの。
(注2) 大動脈瘤とは、大動脈の一部がのう状又は紡錘状に拡張した状態で、先天性大動脈疾患や動脈硬化(アテローム硬化)、膠原病などが原因となる。これのみでは認定の対象とはならないが、原疾患の活動性や手術による合併症が見られる場合には、総合的に判断する。
(注3) 胸部大動脈瘤には、胸腹部大動脈瘤も含まれる。
(注4) 難治性高血圧とは、塩分制限などの生活習慣の修正を行った上で、適切な薬剤3薬以上の降圧薬を適切な用量で継続投与しても、なお、収縮期血圧が140 mmHg 以上又は、拡張期血圧が90mmHg 以上のもの。
(注5) 大動脈疾患では、特殊な例を除いて心不全を呈することはなく、また最近の医学の進歩はあるが、完全治癒を望める疾患ではない。
従って、一般的には1・2 級には該当しないが、本傷病に関連した合併症(周辺臓器への圧迫症状など)の程度や手術の後遺症によっては、さらに上位等級に認定する。
・大動脈瘤の定義:嚢状のものは大きさを問わず、紡錘状のものは、正常時(2.5~3㎝)
の1.5 倍以上のものをいう。(2 倍以上は、手術が必要。)
・ 人工血管には、ステントグラフトも含まれる。
当事務所には、「大動脈解離で手術しました」・・・・
この様なお客様が、最近非常に多いです。
会社に勤務されており、救急車で運ばれたケースが多々ですので、初診日がはっきりしております。
当事務所が代行申請させて頂いたお客様は、皆様無事に認定され大変喜んでいただいております。
「親切をモットー」にお手伝いさせて頂きますので、まずは無料相談をご利用ください。
障害年金の請求には、初診日の証明をとったり、病歴申立書を作成したり、住民票、戸籍と・・・かなりの時間と労力が必要です。
また申請を通すために医師とのやりとりやちょっとしたコツが必要です。一般的にはこのコツをつかめないまま申請して、不支給になるケースが多いようです。
保険料を支払っていれば、堂々と勝ち取る権利がありますので是非専門家にお任せください。
個人個人状況が違いますので、是非無料相談をご利用ください。
横浜障害年金申請サポート/池辺経営労務事務所のホームページをご覧いただきありがとうございます。
JA横浜都筑中川支店で、みどり申告会主催による「障害年金講座」の講師をさせていただきました。
親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。